穢翼のユースティア

ネタバレとちょっと支離滅裂気味注意

個別ルートというかティアルートが長いだけで他は短く２０時間程度で終わった

内容は

世界観が細かく作られており、人物画はもちろん背景も上手く、BGMも素晴らしく、ストーリーもやってる最中は夢中になるくらいだった

評価は

★★★★★

では完璧かというと

今作は内容だけではなくストーリー展開もいい意味でも悪い意味でもオーガストらしくなかった

まず娼婦が出るなど世界観が暗い方向でありサンプルCGなどを見てみてもヒロインが血だらけと重い方向の作品になることは予想できた

だがなんだかんだでヒロインが死にそうになっても死なないのはオーガストクオリティだと思う

と思っていたがメインヒロインであるティアルートの最後

賛否はわかれると思うが本当にオーガストらしくなかった

しかしティアがいなくなったはしたが、どうせtrueあるんだろ、と思って全キャラやったがなく

救いのない終わり方はオーガストらしくなかった

アマゾンレビューで見てみるとこういう終わり方のほうがいいとか書いてあるのもあったが

そう書いた人はオーガストファンではないと思う

甘いかもしれないがやはりオーガストにはハッピーエンドで終わってほしかった

この点がなければ個別の短さとその後の展開の軽さの問題はあったが

素晴らしい良作品

やってみる価値は大いにあると思われ

また

この作品をやっていて思ったことが(アマゾンレビューにも同意見があった)

時期が悪すぎたな

なにが悪いかというと

まず物語の舞台の話から始めないとわからない

んで、舞台は地上が汚れ、逃れるために空へと浮かんだ島で人々は生活していた

だがある日『大崩落(グランフォルテ)』が起き、島の一部が地上へと落ちていった

ここから物語が始まるわけだが

このときの大崩落のせいで人々は頻繁におこる地震が起きるたびにこの惨劇を思い出し恐怖するのだが

ねぇ？

時期が悪いでしょ？

まぁオーガストにはなんの罪もないが

皮肉にも本来の発売日は３月であったことも考えるとねぇ

そういう意味でもこの作品はやっておいてもいい作品だと思う

アニメ化(笑)はしてほしくないなぁ

ＦＤ(救い)と次回作に期待